自然妊娠が可能でも、なんらかの理由によってたまたま妊娠しなかったというケース。妊娠を
妨げる明確な原因があって、自然妊娠は不可能なケース。不妊の原因は主にこの2通りです。
いずれも初期の治療は、排卵日を予測して卵子と精子が受精するタイミングを指導する「タイ
ミング法」になります。しかし、受精・着床にいたるまでの過程で1ヵ所でも異常や障害があれ
ば妊娠は難しくなってきます。不妊症とは、これらの異常の1つまたは複数が相互に関係する疾
患のため、「タイミング法」を行いながら、こうした異常をさまざまな検査を通じて見つけ出
し、患者さまそれぞれに合った総合的な治療法を行います。
卵巣で原始卵胞が成熟卵胞に成熟すると排卵され、卵子は卵管内に取り込まれます。また、腔 内に射精されたわずか25分の1mm程度の精子は子宮頸管から子宮腔、卵管内に進入し、卵管膨 大部でその卵子と遭遇し、受精が成立します。精子と卵子が理想的なタイミングで出会い、受 精へといたるのは確立としては決して高くはないものです。
内診・基礎体温の測定など各種検査をした上で、性交のタイミング指導を行います。 また薬物療法によって良好な卵胞を育て排卵を促進させたり、黄体機能を賦活化させるための 治療を行います。
人工授精は男性因子・子宮頸管因子などが原因か一般不妊治療で妊娠できない方に試みます。 排卵のタイミングに合わせて精子を人工的に子宮内に送り込み、自然な妊娠を期待する方法で す。女性の卵管がきちんと通っていることが条件です。
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卵管が閉鎖している、精子が極端に少ないなどにより、一般不妊治療で妊娠しない場合、以下 の治療法が適用されます。
受精から胚の発育までの一連の過程を人工的に補助することで妊娠を成立させます。 採取できた卵子を精子と一緒に培養して体外で受精させ、さらに数日間培養した後、 1個または2個の卵(胚)を子宮へ戻します。
生理(月経)が来ない状態を無月経と言います。
また、18歳を過ぎても、生理(月経)が始まらない状態は原発性無月経とされ、3ヶ月以上
生理がない状態を、続発性無月経と言います。
こうした症状に対しては、卵巣そのものの原因によりその働きが低下している場合と、卵
巣以外に原因(ストレスや環境の変化、過度のダイエット、その他内分泌疾患)などが考
えられます。ごくまれに、子宮の病気が隠れている場合もあり、長く続くと、将来妊娠し
にくくなったり、卵巣機能が取り戻されにくくなることもあります。
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卵巣から周期的に分泌されるホルモン、卵巣をコントロールするホルモン、その他の内分 泌器官から分泌されるホルモンなど、卵巣に直接・間接的に作用するホルモンを検査する ことによって原因を見極め、適した治療を行ないます。
子宮頚癌は、早期発見とそれによる効果的な治療が確立されており、検診を受けることによる効果が明確です。不正出血や帯下の増加といった症状が出ることもありますが、初期は無症状のことも多いです。また、ライフスタイルの変化に伴って、子宮癌は若年で増加傾向にあります。症状があればもちろん、症状がなくても、定期的な癌検診をおすすめします。
子宮や卵巣などの病変(子宮筋腫、子宮線筋症、子宮内膜症やその他の卵巣腫瘍、卵管水腫など)、腹水の貯留などを検診し、腫瘍に関しては、大きさ、位置、性状などを診ます。妊娠している場合は、その状況について診断します。
性感染には、クラミジア、淋病、梅毒、HIV、肝炎ウイルス(B型、C型)、尖圭コンジローマ、外陰ヘルペス、ケジラミ等があります。いずれの感染症も症状がなかったり他の性感染症と重複感染していたりして、感染直後は検査を行なっても陽性にならないこともありますので感染の可能性が否定できない場合は一連の検査、定期的な検査を行ないます。
医師の判断を必要とする低用量経口避妊薬(ビル)の処方や、「避妊」についてのご相談にもお応えしています。経口避妊薬(OC)で避妊する場合は、その服用を止めれば、速やかに妊娠可能な元の状態にすることもできます。
結婚を予定している、最近結婚したという方々には、活き活きと健康的な結婚生活を送って欲しいと思います。ご夫婦によって将来の生活設計は異なるでしょうが、妊娠についても考えてゆかなければなりません。
そのための、健康な生活が送れるか、妊娠に際し困る状況がないかなど検査を行ないます。